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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻6号

1998年06月発行

特集 第51回日本臨床眼科学会講演集(4)

学会原著

無縫合白内障手術後の外傷性無虹彩症の1例

著者: 木内裕美子1 小森秀樹1 井本昌子1 亀田知加子1 竹中久1 王孝福1 前野貴俊1 満田久年1 真野富也1

所属機関: 1多根記念眼科病院

ページ範囲:P.1028 - P.1030

文献概要

(18-P2-5) 80歳男性が右眼に自己閉鎖創白内障手術と眼内レンズ挿入術を受けた。その3か月後に転倒して右顔面と眼球を打撲した。前房は維持され,白内障の術創は閉鎖していた。前房出血と硝子体出血に対して硝子体手術を行った。水晶体嚢と眼内レンズは定位置にあったが,無虹彩であった。受傷の際に虹彩が自己閉鎖創から脱出し,同時に角膜創が再閉鎖したと考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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