文献詳細
特集 第51回日本臨床眼科学会講演集(4)
学会原著
文献概要
(17-P1-22) 両眼性加齢黄斑変性滲出型瘢痕期の20例20眼に対し,走査レーザー検眼鏡を用いた微小視野検査(microperimetry)を行い,固視点の位置,および固視点の網膜感度を調べた。20例中遠見矯正視力0.1以上を有する11例では,中心窩から固視点までの距離が1乳頭径以内,または固視領域の網膜感度が10dB以上であり,9例(82%)で両方の条件を満たした。これらの条件はロービジョンエイドを行う際の視機能の評価として利用できると思われた。
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