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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻9号

1998年09月発行

文献概要

特集 OCT 各論

地図状脈絡膜炎のOCT所見

著者: 桑原敦子1

所属機関: 1関西医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1571 - P.1572

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 地図状脈絡膜炎をOCTで観察した。瘢痕萎縮病巣では,脈絡膜反射の増強と,網膜色素上皮および脈絡膜萎縮の二次的変化としての感覚網膜の菲薄化がみられた。活動病巣では,網膜深層の黄白色滲出斑の部に一致して,脈絡膜実質内の高反射領域をみた。本症では,発病初期の滲出斑は網膜色素上皮の浮腫混濁とされている。色素上皮レベルのこの異常が,その後方の高反射領域として描写された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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