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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来診療のポイント(主訴から診断まで)—私はこうしている

小児の視力低下

著者: 三宅三平1

所属機関: 1湘山会眼科三宅病院

ページ範囲:P.28 - P.29

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 小児の視力低下の診断においても,器質的な疾患や屈折異常などの検査をすれば診断できる疾患を見逃さないようにすることは当然である。しかしながら視覚の発達過程にある小児では成人例とは異なり,常に弱視の存在を念頭に置いて診断を進めることが必要となる。このことは視力低下を診断する際に必須であるばかりでなく,原因疾患の治療中に医原性弱視を作らないようにするためにも重要である。また,小児の視力低下は,ときに心因性の因子が関与することもあるので,これにも留意しなくてはならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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