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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来診療のポイント(主訴から診断まで)—私はこうしている

羞明

著者: 市川一夫1

所属機関: 1社会保険中京病院眼科

ページ範囲:P.38 - P.40

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 羞明photophobiaは,「まぶしい」という症状の医学川語である。「まぶしさ」には,正常なものと,病的なものとがあるが,羞明は後者を指す。正常者でも「まぶしさ」を感じることが多くあり,近年のオフィスビルの照明環境や過剰な照明下では,必ずしも病人とは言えない人々が「まぶしさ」を訴える。照明学の用語で「グレア」もこの「まぶしい」を表現するものである。最近では,白内障・屈折手術などの術前・術後評価などのときに,この「グレア」という用語が眼科領域でも用いられることが多くなった。筆者が調べ得た範囲で,現在のこれらの用語の使われ方をまとめてZoom upに示した。
 羞明を訴える疾患には,次頁の表のようなものが挙げられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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