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特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来診療のポイント(主訴から診断まで)—私はこうしている
眼痛
著者: 井上治郎1
所属機関: 1井上眼科病院
ページ範囲:P.58 - P.60
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目が痛いという主訴で外来を受診する患者は非常に多いが,そのなかにはやっかいな患者が少なくない。痛みというのは自覚的なものであるから,患者の感じ方が大きい要素になっている。ほんのささいな痛みを大げさに訴えてきて,何も所見がなくて困ることもしばしばある。痛みの原因を見いだして,それに対して治療することが大切であるが,痛みの治療は一般眼科だけでなく,精神医学的な要素も入ってくる。
目が痛いという主訴で外来を受診する患者は非常に多いが,そのなかにはやっかいな患者が少なくない。痛みというのは自覚的なものであるから,患者の感じ方が大きい要素になっている。ほんのささいな痛みを大げさに訴えてきて,何も所見がなくて困ることもしばしばある。痛みの原因を見いだして,それに対して治療することが大切であるが,痛みの治療は一般眼科だけでなく,精神医学的な要素も入ってくる。
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