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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来診療のポイント(所見からみた疾患)—私はこうしている

眼底色素沈着

著者: 長田正夫1

所属機関: 1鳥取大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.126 - P.128

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 眼底色素沈着の色は黒色が主である。他にも黄色斑眼底のような黄色,白色などがあるが,ここでは黒色色素沈着に限定して述べる。
 眼球には多くの色素細胞があり,正常限底なら色素沈着としてみられることはないが,その色素細胞が正常状態から逸脱すると色素沈着として観察される。その色素は糸網膜色素上皮細胞と脈絡膜色素細胞から発生し,眼底に色素沈着を生じる疾患には多数のものがある。それらを鑑別するために以下のことを判断材料にする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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