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特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来診療のポイント(所見からみた疾患)—私はこうしている
文献概要
視神経乳頭の異常をみたら,まず何をすべきか。MRIなどの両像検査や近年進歩が著しいレーザー光を用いたデジタル眼底検査はあくまでも補助診断であり,病因診断には寄与しないことが多い。大切なことは,詳細な病歴の聴取,視機能の評価,ポイントを押さえた神経乳頭部の観察である。視神経疾患の原因は多岐にわたり,治療,予後も自ずから異なるため,的確な診断が要求される。
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