icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来診療のポイント(所見からみた疾患)—私はこうしている

VDT作業の眼科

著者: 渥美一成1

所属機関: 1総合上飯田第一病院眼科

ページ範囲:P.163 - P.167

文献購入ページに移動
 現在われわれはほとんどの情報を視覚機能から得ている。その最も代表的なものがVDT (visualdisplay terminal)に代表されるコンピュータと一緒になった情報機能端末装置である。
 これまでわれわれの視覚機能はテレビに代表される一方通行の情報であったが,現在は個々の人間がインターネットを通じて双方向作業をこなす。それも1つの画面で1つの仕事をするわけではなく,4画面分割とか6画面分割のように,同時に多くの,なおかつ細かい作業を高速でやらなければいけないという時代になっている。情報高度化は,われわれの視機能にどういう影響を与えるか。また,視覚負担の増加がわれわれに限度を越す視作業を課している可能性がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?