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特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来フォローアップの実際
眼内レンズ挿入術後の外来フォローアップ
著者: 清水直子1
所属機関: 1大木眼科
ページ範囲:P.199 - P.202
文献購入ページに移動1.視力,屈折度の変動
術直後の屈折度は変動するが,予測値と大幅にずれている場合はパワーミスなどがなかったか再確認する。小切開白内障手術では術後乱視変化が少ないので,約1か月で屈折度が安定し,限鏡作成が可能である。計画的嚢外摘出術では,最終的な眼鏡作成は術後3か月以上経過してからにする。
術後視力低下は術後1〜3か月では嚢胞様黄斑浮腫(CME)を,術後半年以上では後発白内障を疑う。
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