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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来フォローアップの実際

眼内レンズ挿入術後の外来フォローアップ

著者: 清水直子1

所属機関: 1大木眼科

ページ範囲:P.199 - P.202

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術後診察のポイント
 1.視力,屈折度の変動
 術直後の屈折度は変動するが,予測値と大幅にずれている場合はパワーミスなどがなかったか再確認する。小切開白内障手術では術後乱視変化が少ないので,約1か月で屈折度が安定し,限鏡作成が可能である。計画的嚢外摘出術では,最終的な眼鏡作成は術後3か月以上経過してからにする。
 術後視力低下は術後1〜3か月では嚢胞様黄斑浮腫(CME)を,術後半年以上では後発白内障を疑う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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