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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 外来フォローアップの実際

ぶどう膜炎の外来フォローアップ

著者: 鈴木参郎助1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.210 - P.213

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 ぶどう膜炎は急性に発症し短期間で治癒する場合もあるが,再発を繰り返したり,慢性化する場合も多い。したがって,長期に持続するぶどう膜炎から白内障,緑内障などを合併することも少なくない。ぶどう膜炎の治療には,局所あるいは全身へのステロイド投与や免疫抑制薬の全身投与が必要となる場合もあり,これらの薬剤の減量,中止の判断がぶどう膜炎患者のフォローアップにおいて重要なポイントとなる。また,これらの薬剤の眼局所あるいは全身への副作用が問題となる場合も多い。
 このように,ぶどう膜炎患者のフォローアップにおいては,視機能や眼所見だけでなく,全身所見をも考慮する必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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