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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている

外来フォローアップの実際

点眼薬の副作用

著者: 葛西浩1

所属機関: 1東邦大学医学部附属佐倉病院眼科

ページ範囲:P.217 - P.221

文献概要

点眼薬の特性
 点眼薬は,溶質(薬剤)・溶媒(剤形)・防腐剤(保存剤)・安定化剤・等張化剤・緩衝剤・可溶化剤から構成されている。
 その副作用は,薬剤そのものによる場合と,防腐剤や安定化剤など添加物による場合とがある。また,その病態からみると点眼薬の直接の角膜・結膜組織への毒性による副作用と,薬剤過敏症,いわゆる各種のアレルギー反応による副作用がある。当然それぞれの病態が絡み合い,複雑な様相を呈することも多い(図1)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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