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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 集学的治療に必要な他科の知識

人工透析—いま,内科では

著者: 渡邉有三1

所属機関: 1春日井市民病院内科

ページ範囲:P.226 - P.228

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 わが国の透析患者数は1998年度で186,251人となり,増大の一途である1)。なかでも糖尿病性腎症を基礎疾患とする者の増加が著しく,今や糖尿病は慢性腎炎よりも多い第1位の疾患となり,この傾向は世界共通である。さらに,高齢化社会を反映して腎硬化症による患者も激増しており,透析導入患者の平均年齢は62.2歳である。このような現況を反映して,糖尿病性網膜症や老人性白内障を有する患者の割合が増え,透析担当医と眼科医との間の密接な連関がますます重要となってきている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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