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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 集学的治療に必要な他科の知識

リウマチ性疾患—いま,内科では

著者: 大野岩男1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学内科学講座第二

ページ範囲:P.232 - P.233

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 リウマチ性疾患に眼病変を伴うことはよく知られており,内科医にとって,シェーグレン症候群では乾燥性角結膜炎を,悪性関節リウマチでは上強膜炎を,ベーチェット病,サルコイドーシスではぶどう膜炎をという具合いに,リウマチ性疾患と眼病変を結びつけて考えることは常識になっている。右の表に眼病変を伴う代表的なリウマチ性疾患を示すが,これらのリウマチ性疾患では常に眼病変の合併を念頭に置き,定期的に眼科医のコンサルテーションを受けることは日常診療において重要であり,またリウマチ性疾患自体以外にも,治療(特にステロイド薬治療)に伴う白内障,緑内障のチェックもリウマチ性疾患の経過観察には大切になってくる。
 本稿では代表的なリウマチ性疾患の特徴,治療について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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