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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている 眼科外来診療の周辺

紹介状の書き方と返信の注意

著者: 三宅養三1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.296 - P.297

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 紹介状とその返信は,病診連携を適切に行うために非常に重要な意味を持つ。紹介状の基本は,できるだけ多くの情報(「現在までに行った検査所見を欠かさずに」という意味)を要領よくまとめて書き上げることである。患者は紹介先の大変混雑した病院の外来に,紹介状を持ってて訪れるわけである。特に診断を依頼したり,手術を含む治療を依頼する紹介状を持参して新患として来院する場合には,十分な検査を初診日に行うことは不可能である場合が多い。今後の検査のプロトコールを考える上からも,手術の緊急性の有無を考える上からも,前の病院で行われた検査は大変参考になる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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