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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻3号

1999年03月発行

文献概要

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(1) 学会原著

眼科救急疾患最近3年間の統計的考察—川崎医科大学附属病院救急部開設当初10年間との比較

著者: 大森千裕1 宮崎茂雄1 田淵昭雄1

所属機関: 1川崎医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.265 - P.268

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(B2-3-9) 最近3年間(1995〜1997年)に川崎医科大学附属病院救急部を受診した眼科救急患者1,164例(全救急患者の3.2%)について,救急部開設当初10年間(1976〜1985年)の1,707例と比較検討した。受診者数(約400名/年)は1985年当時とほぼ同数であったが,全救急患者に対する頻度は減少し,1997年には受診者数,頻度がともに減少した。眼科医療機関の増加により救急部での軽症例の割合の減少傾向が認められた。平均年齢は高齢化が認められた。外傷性と非外傷性の疾患の割合が7:3であったことと,外傷では異物,鈍傷が,非外傷では結膜炎が多いことは前回の報告と同様であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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