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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻3号

1999年03月発行

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(1)

学会原著

角膜神経の肥厚をみた多発性内分泌腺腫症(MEN 2B)の1例

著者: 山本浩子1 片上千加子1 宮内昭2

所属機関: 1神戸大学医学部眼科学教室 2隈病院外科

ページ範囲:P.349 - P.352

文献概要

(P2-1-17) 23歳女性が精査のため紹介され受診した。5か月前から頸部腫瘤があり,甲状腺腫大が指摘され,多発性内分泌腺腫症2B型と診断された。視力は近視以外は正常であり,唯一の眼科的異常として,輪部から角膜中央部に向かって枝分かれした角膜神経の肥厚が実質内にあった。本例は,角膜所見から本症の早期診断ができる可能性を示している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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