icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻4号

1999年04月発行

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(2)

学会原著

先天性黄斑欠損症の同胞例

著者: 高橋義徳1 山口克宏1 高橋茂樹1

所属機関: 1山形大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.571 - P.574

文献概要

(B5-1-5) 典型的な両眼の先天性黄斑欠損症を15歳女児とその12歳の妹に診断した。両症例とも黄斑に黄白色病巣があり.病巣内とその辺縁に色素があった。姉に行ったインドシアニングリーン赤外螢光眼底造影で,病巣内で脈絡毛細血管板が欠如している所見が得られた。姉の左眼に角膜輪部デルモイドがあり.先天性黄斑欠損症に神経外胚葉の分化異常が関与している可能性が推定された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら