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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻4号

1999年04月発行

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(2)

学会原著

フザリウムによる角膜真菌症

著者: 江口洋1 鎌田泰夫1 金川知子1 内藤毅1 塩田洋1

所属機関: 1徳島大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.609 - P.611

文献概要

(P2-1-9) 過去19年間に経験した,角膜真菌症53例中フザリウムによる8例につき,その臨床所見とピマリシンに対する治療効果を検討した。潰瘍底は全例が汚い灰白色で,8例中6例(75%)にhyphateUlcerを認めた。4例(50%)に外傷の既往があった。眼球摘出に至った2例のピマリシンに対する最小発育阻止濃度は比較的高値を示し,ピマリシンの治療効果と相関のある傾向を示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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