icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻4号

1999年04月発行

文献概要

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

緑内障眼における短波長感度錐体視野と視神経乳頭陥凹との相関

著者: 辻典明1 山崎芳夫1

所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.667 - P.670

文献購入ページに移動
(B9-2-9) 緑内障性視神経障害に伴う青錐体感度異常の検出を目的とし,Humphrey Field Analyzer (HFA)の短波長感度錐体視野(SWAP)の黄斑プログラムの再現性と有用性について検討した。正常眼16例,16眼を対象にした再現性の検討では,3回の黄斑部青錐体平均感度に統計学的有意差はなかった。開放隅角緑内障59例59眼を対象にした有用性の検討では,視神経乳頭陥凹面積比と黄斑部青錐体平均感度との問に有意な相関(p<0.01)が得られた。HFAのSWAPによる黄斑プログラムは,緑内障性視神経障害に伴う青錐体感度異常の検出に有用である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら