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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻4号

1999年04月発行

文献概要

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

LASIKにおけるフラップサイズ

著者: 榎本喜久子1 清水公也2 田中俊一2 橋本行弘1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院眼科 2北里大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.677 - P.679

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(C4-2-23) Laser in situ keratomileusis (LASIK)のフラップの大きさに影響を与える因子として,性別,年齢,術前角膜厚,眼圧,角膜屈折力について検討した。その結果,性別,年齢,術前角膜厚,眼圧とフラップの大きさとは有意な関連はなかったが,角膜屈折力が大きくなるとフラップが大きくなる傾向があった。そのため,角膜屈折力が極端に小さい症例や遠視矯正の場合などは,適当な照射径を確保するために,吸引リングのサイズの選択に注意するべきであると考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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