icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻5号

1999年05月発行

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(3)

学会原著

再発性多発性軟骨炎の3例

著者: 菊池俊彦1 亀井裕子1 宮永嘉隆1 小山智子1 石橋康久1

所属機関: 1東京女子医科大学附属第二病院眼科

ページ範囲:P.999 - P.1002

文献概要

(P2-3-19) 眼病変が合併する再発性多発性軟骨炎の3例を経験した。それぞれ23歳男性,21歳男性,56歳女性である。2例では上強膜炎が反復し,ステロイド薬点眼が有効であったが,1例では続発緑内障が生じた。他の1例では,上強膜炎,虹彩炎,網膜静脈炎,視神経乳頭炎が反復し,ステロイド薬点眼が奏効した。再発性多発性軟骨炎では,眼病変が好発し,その病像が多彩であることに留意すべきである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら