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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻5号

1999年05月発行

文献概要

臨床報告

網膜のcongenital grouped pigmentationに進行性黄斑浮腫および硝子体の炎症を合併した1例

著者: 栄田裕子1 小柳賀子1 小川月彦1

所属機関: 1長崎市立市民病院眼科

ページ範囲:P.1065 - P.1068

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 網膜のcongenital grouped pigmentationに進行性の黄斑浮腫および硝子体の炎症を伴った1例を経験した。症例は33歳男性で,硝子体腔の炎症はステロイド投与により軽減したが,あとに変性を残し,視力低下を伴った。網膜のcongenital grouped pigmentationは視機能には通常異常がなく,稀な眼底所見といわれているが,本症例は硝子体腔の炎症および網膜変性により,視力低下をきたしていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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