icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻6号

1999年06月発行

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(4)

学会原著

眼科領域におけるデータ交換規約試案

著者: 川畑善之1 内田洋人1 直井信久2 吉原博幸2

所属機関: 1鹿児島市立病院眼科 2宮崎医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1165 - P.1170

文献概要

(B5-1-18) 電子的な医療情報交換規約として,先日Medical Markup Language (以下,MML)および,Medical Record Image Text-Information eXchange(以下,MERIT−9と略す)が策定された。これらは汎用性を持たせる目的と策定されたばかりの規格であるため,各専門分野における細かいデータの表現方法については触れられていない。今回筆者らは,MMLに準拠した形で,細かいフォーマットの記述方式について試案を作成し,Extension for SPecial feild(ESP)と名付けた。また,これをさらに拡張する形で,眼科領域における医療情報交換規約を一部試作してみた。このような,より細かいデータの表現方法を策定することで他の医療施設のデータを電子化カルテに取り込んだり,複数施設間での電子化カルテの共有化が実現するものと考え,眼科分野向けの標準フォーマットの策定を呼びかけるものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら