icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻6号

1999年06月発行

文献概要

特集 第52回日本臨床眼科学会講演集(4) 学会原著

涙道留置ヌンチャク型シリコーンチューブの菌検査

著者: 森寺威之1 高木史子1 森秀夫1

所属機関: 1大津赤十字病院眼科

ページ範囲:P.1343 - P.1346

文献購入ページに移動
(P3-2-14) 涙道閉塞の治療として留置したヌンチャク型シリコーンチューブの内容を,抜去後に培養し,微生物学的に検索した。対象は24眼で,チューブの留置期間は1から15か月,平均61か月であった。チューブからは17本(71%)が菌陽性であり,結膜嚢からは10眼(42%)で菌が検出された。留置期間が6か月を超えると検出率が大きかった。チューブが感染源になる可能性があり,長期間の留置には注意が必要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら