臨床眼科53巻8号

1999年08月発行

連載 眼科手術のテクニック・116

セロファン黄斑症—膜剥離術—マイクロフックニードルを用いて

著者： 安藤伸朗¹

所属機関： ¹済生会新潟第二病院眼科

ページ範囲：P.1530 - P.1531

文献概要

　セロファン黄斑症に対する膜剥離術を紹介する。
　用意した器具は19Gのカテラン針と前号で用いたホールダーである。カテラン針が適している理由は，針のしなりを利用して網膜表面を何度もなぞることが出来るためである。カテラン針の先端を軽く曲げ，ホールダーに装着する。