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日眼百年史こぼれ話・9
明治の眼科女医たち
著者: 三島濟一
所属機関:
ページ範囲:P.1626 - P.1626
文献購入ページに移動 今日では,女性が医師になるのは当然で,だいたい男性よりよく勉強するから,医学部への合格者が多い。なかでも眼科は女性に人気があり,女医さんの多い科である。
明治時代は封建世界から解放された女性が社会進出を始めたが,医師になるには多くの障壁があった。日本最初の女医は荻野吟子で,明治18年医師の資格を得たが,彼女の苦しみは大変なものであった。吉岡弥生も苦労して医師になったが,明治33年女医学校を創立,今日もなお日本唯一の女子だけの医学校として続いている。
明治時代は封建世界から解放された女性が社会進出を始めたが,医師になるには多くの障壁があった。日本最初の女医は荻野吟子で,明治18年医師の資格を得たが,彼女の苦しみは大変なものであった。吉岡弥生も苦労して医師になったが,明治33年女医学校を創立,今日もなお日本唯一の女子だけの医学校として続いている。
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