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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科53巻9号

1999年09月発行

文献概要

臨床報告

超音波生体顕微鏡による再現性ある前房深度測定

著者: 古嶋正俊1 今泉雅資1 中塚和夫1

所属機関: 1大分医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1695 - P.1699

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 20歳台の健常者6名6眼で,超音波生体顕微鏡(UBM)による前房深度を測定した。眼球を回転させ,回転時の部位と画像を記録し,UBMの二次元情報に三次元的位置情報を加えて測定値の変動を小さくすることを試みた。検出画像の座標変換行列式をコンピュータで三次元座標計に変換し,形状を再構築して計測部位を決定した。2日間の同時刻で行った測定での変動係数は,散瞳下で0.24%,無散瞳で0.42%であり,両日間に有意差はなかった。画像の部位を設定することで,UBMによる前房深度計測に再現性が得られた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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