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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻11号

2000年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療Update—私はこうしている 1.診断に必要な基本技術 一般的検査

細隙灯顕微鏡の使い方

著者: 沖波聡1

所属機関: 1佐賀医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.23 - P.25

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 検査を始める前に
 細隙灯顕微鏡は光源が明るくて解像力がすぐれている必要がある。ツァイス社,ローデンストック社,ハーグ・ストレート社(ゴールドマン900型)の製品を使うことが多い。検査を始める前に接眼レンズの視度と瞳孔距離を適切に合わせておく。複数の検者がいる施設では特に必要である。検査を楽に行えるように患者の顎,姿勢と検者の姿勢を,椅子,器械台,顎台を上下させて調節しておく。また,隅角鏡検査や眼底検査を行うために肘台を用意しておく。観察は低倍から行い,必要に応じて高倍で観察する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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