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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻11号

2000年10月発行

特集 眼科基本診療Update—私はこうしている

1.診断に必要な基本技術 眼疾患の診断に関する基本の知識

感染性角結膜疾患の診断

著者: 松本光希1

所属機関: 1熊本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.98 - P.101

文献概要

 はじめに
 感染性角結膜疾患の診察にあたっては,主たる感染部位が結膜なのか,あるいは,角膜なのかを判断する。さらに,感染症を惹起している微生物を突き詰めていく。感染性角結膜疾患を起こす微生物にはウイルス,クラミジア,細菌や真菌などがある。患者の年齢層,片眼性か両眼性か,発症状況(誘因)などが診断上,助けとなる。確定診断には,眼脂や角結膜擦過物の直接鏡検や培養などが必要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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