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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻11号

2000年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療Update—私はこうしている Special lecture

病診連携の意義

著者: 近藤義之1

所属機関: 1近藤眼科台町クリニック

ページ範囲:P.149 - P.152

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 病診連携,その基本的な意義
 「病診連携」は,もともと患者の紹介を中心とした,診療所と病院の協力関係を表す言葉であった。診療所では,設備や人的資源の規模に限りがあるため,重症の患者を高度の医療機関へ転送する必要があり,患者の立場からも,近隣にある診療所で対応できることは診療所で済ませ,もし対応できなければ,高次の医療機関へ紹介してほしいという希望がある。病院からみれば,診療所が患者の重症度を判定したうえで,入院や高度な医療を要する患者を選別し送ってくれれば,効率的な医療サービスの供給が行えるという利点がある。
 表1に病診連携のメリット,意義を,診療所側と病院側からまとめてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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