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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻11号

2000年10月発行

特集 眼科基本診療Update—私はこうしている

2.治療に必要な基本技術 緑内障の治療

房水漏出・術後晩発感染症への対処

著者: 松尾寛1

所属機関: 1東京大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.262 - P.265

文献概要

 濾過胞管理の重要性
 濾過手術の主流は5-フルオロウラシルの併用からマイトマイシンCを併用するトラベクレクトミーへと変遷し,最近では術後合併症を低減すべく非穿孔トラベクレクトミー(advanced nonpen-etrating trabeculectomy)といった術式も考案された。しかし機能濾過胞を有する以上やはり眼内炎は起こりうる。代謝拮抗薬は創傷治癒の機転にさまざまな修飾を加えている可能性があり,術後晩期にはさらに注意深い術後管理が必要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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