文献詳細
特集 眼科基本診療Update—私はこうしている
2.治療に必要な基本技術 網膜・硝子体疾患の治療
文献概要
はじめに
中心窩外の脈絡膜新生血管に対しては光凝固治療が確立している。一方,加齢黄斑変性や近視で生じる脈絡膜新生血管は,中心窩下に存在することが多く,光凝固を行うと中心暗点を形成するため,光凝固は困難である。そこで,治療方針としては,インターフェロン,放射線照射,光線力学療法(photodynamic therapy:PDT)といった内科的治療,新生血管膜摘出術,中心窩移動術といった外科的治療が考えられる(表1)。
中心窩外の脈絡膜新生血管に対しては光凝固治療が確立している。一方,加齢黄斑変性や近視で生じる脈絡膜新生血管は,中心窩下に存在することが多く,光凝固を行うと中心暗点を形成するため,光凝固は困難である。そこで,治療方針としては,インターフェロン,放射線照射,光線力学療法(photodynamic therapy:PDT)といった内科的治療,新生血管膜摘出術,中心窩移動術といった外科的治療が考えられる(表1)。
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