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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻11号

2000年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療Update—私はこうしている 2.治療に必要な基本技術 網膜・硝子体疾患の治療

加齢黄斑変性のレーザー治療の適応

著者: 湯沢美都子1

所属機関: 1駿河台日本大学病院眼科

ページ範囲:P.281 - P.284

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 はじめに
 加齢黄斑変性(age-related macular degenera-tion:AMD)で生じる脈絡膜新生血管(chroidalneovascularization:CNV)は主に網膜色素上皮下に生じ,中心窩を含むことが多く,自然治癒傾向がまずない。AMDに対する光凝固はフルオレセイン蛍光造影(fluorescein angiography:FA),インドシアニングリーン蛍光造影(indocyaninegreen angiography:IA)のいずれかにCNVあるいはその栄養血管が造影されている場合だけが適応になる。しかしCNVは典型像を示さないことも多く,視機能の観点から適応にならない中心窩CNVもあり,限界がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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