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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻11号

2000年10月発行

特集 眼科基本診療Update—私はこうしている

2.治療に必要な基本技術 網膜・硝子体疾患の治療

糖尿病黄斑症の病型と治療方針

著者: 小椋祐一郎1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.285 - P.287

文献概要

 はじめに
 糖尿病黄斑症は網膜症のいろいろな病期に合併し,糖尿病患者の視力障害の原因として最も頻度が高い。増殖病変の治療はいうまでもなく,黄斑病変の診断,治療がその患者の視力予後を大きく左右する。早期診断,早期治療が重要で,糖尿病患者が受診したら毎回必ず散瞳して,細隙灯顕微鏡下に黄斑部を詳細に観察し,毛細血管瘤,網膜浮腫,硬性白斑の程度を記録することを心がける。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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