文献詳細
特集 眼科基本診療Update—私はこうしている
2.治療に必要な基本技術 網膜・硝子体疾患の治療
文献概要
はじめに
糖尿病黄斑症は網膜症のいろいろな病期に合併し,糖尿病患者の視力障害の原因として最も頻度が高い。増殖病変の治療はいうまでもなく,黄斑病変の診断,治療がその患者の視力予後を大きく左右する。早期診断,早期治療が重要で,糖尿病患者が受診したら毎回必ず散瞳して,細隙灯顕微鏡下に黄斑部を詳細に観察し,毛細血管瘤,網膜浮腫,硬性白斑の程度を記録することを心がける。
糖尿病黄斑症は網膜症のいろいろな病期に合併し,糖尿病患者の視力障害の原因として最も頻度が高い。増殖病変の治療はいうまでもなく,黄斑病変の診断,治療がその患者の視力予後を大きく左右する。早期診断,早期治療が重要で,糖尿病患者が受診したら毎回必ず散瞳して,細隙灯顕微鏡下に黄斑部を詳細に観察し,毛細血管瘤,網膜浮腫,硬性白斑の程度を記録することを心がける。
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