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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻11号

2000年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療Update—私はこうしている 緊急処置の実際

急激な視野障害を訴える患者—まず何を考えるか

著者: 関谷善文1

所属機関: 1神戸大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.328 - P.330

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 主訴の検討
 急激な視野障害を訴えて眼科を訪れる患者の場合は,まず両眼性であるのか,片眼性であるのかを慎重に判断しなければならない。
 どちらかというと,初診の際の患者自身の訴えとしては片眼性のものの割合が多い。なぜなら,同名半盲や両耳側半盲のような両眼性のものであっても,これをうまく表現できずに,患者は「視野障害」よりも「視力障害」と表現するため,こちらからいろいろと聞き直して,はじめて「視野障害」と判断できる場合が多いからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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