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特集 眼科基本診療Update—私はこうしている 緊急処置の実際
角膜潰瘍の穿孔時の処置
著者: 外園千恵1
所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.334 - P.337
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角膜潰瘍が穿孔してしまったときは,疾患の診断が不適切であった,あるいは治療が不十分であった可能性がある。まずは穿孔要因を冷静に分析し,その上で治療変更の必要はないか,手術の適応があるか,手術はどのような術式で行うかなどの方針を立てる。穿孔時の処置は単に穴をふさぐものではなく,視力予後を考慮する必要がある。また視機能改善のためには穿孔に伴いやすい合併症を知っておかねばならない。
本稿では,角膜潰瘍穿孔時の治療戦略について述べてみたい。
角膜潰瘍が穿孔してしまったときは,疾患の診断が不適切であった,あるいは治療が不十分であった可能性がある。まずは穿孔要因を冷静に分析し,その上で治療変更の必要はないか,手術の適応があるか,手術はどのような術式で行うかなどの方針を立てる。穿孔時の処置は単に穴をふさぐものではなく,視力予後を考慮する必要がある。また視機能改善のためには穿孔に伴いやすい合併症を知っておかねばならない。
本稿では,角膜潰瘍穿孔時の治療戦略について述べてみたい。
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