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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻12号

2000年11月発行

文献概要

連載 眼の遺伝病・15

アレスチン遺伝子異常と網膜変性(3)—小口病−2

著者: 和田裕子1 中沢満2 玉井信1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室 2弘前大学医学部眼科学

ページ範囲:P.1767 - P.1770

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 小口病は常染色体劣性遺伝を示す停止性夜盲性疾患であることは前回に述べた。しかし,昔の論文をひもといてみると,網膜色素変性と小口病の家族内発症があること,また片眼が小口病で他眼が網膜色素変性という症例が存在することが報告されている。今回は,網膜色素変性と小口病が同胞で認められた1家系を,分子生物学的検討と併せて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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