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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻12号

2000年11月発行

文献概要

臨床報告

視神経障害を初発とした悪性リンパ腫による圧迫性視神経症の1例

著者: 長山裕二1 疋田朋子1 柳田智彦1 向野和雄1 清水公也1

所属機関: 1北里大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1796 - P.1800

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 50歳男性の右眼に急性の視力低下が生じた。当初,後部虚血性視神経症が疑われていたが,髄液検査にて悪性リンパ腫が発見され,再度の画像検査にて右蝶形骨洞縁に視神経を圧迫する占拠性病変を認めた。悪性リンパ腫による圧迫性視神経症と診断し,髄腔内と全身への化学療法を施行し,視力,視野は改善した。視神経症を初発として悪性リンパ腫が発見された稀な症例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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