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連載 眼科手術のテクニック・132
血管性増殖膜に対するen bloc excision
著者: 竹田宗泰1
所属機関: 1市立札幌病院眼科
ページ範囲:P.1888 - P.1889
文献購入ページに移動 硝子体手術で牽引性網膜剥離を伴う血管性増殖膜(以下,増殖膜)切除時の困難性は,眼内剪刀を片手(右利きでは右手)だけで操作することにある。特に増殖膜が広範で癒着が強かったり,剥離で網膜が菲薄化しているときは,増殖膜を保持・固定できないと切ろうとしても逃げてしまう。
解決法として,双手法がある。これは器具のセッティングが複雑で,照明も不十分になりがちで,操作も容易とはいえない。En bloc excisionは硝子体円錐の一部を残し,その牽引を左手の代わりに使用して,増殖膜を固定し,epicenterを切開する1〜3)。
解決法として,双手法がある。これは器具のセッティングが複雑で,照明も不十分になりがちで,操作も容易とはいえない。En bloc excisionは硝子体円錐の一部を残し,その牽引を左手の代わりに使用して,増殖膜を固定し,epicenterを切開する1〜3)。
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