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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻4号

2000年04月発行

文献概要

特集 第53回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

長崎県内5総合病院における新患患者疾病調査

著者: 津田恭央1 谷口亮1 元田正憲1 小川明日香2 古賀美智子3 田中陽子4 藤川亜月茶5 米良明子6 雨宮次生1

所属機関: 1長崎大学医学部眼科学教室 2長崎労災病院眼科 3長崎原爆病院眼科 4佐世保総合病院眼科 5健康保険諌早総合病院眼科 6長崎市民病院眼科

ページ範囲:P.665 - P.670

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(P-2-22) 1999年3月までの1年間に,長崎県内の5総合病院の眼科を受診した新来患者9,506名を調査した。これは長崎県人口の0.62%に相当する。患者の男女比は,46%対54%であった。疾患の内訳は,外眼部8.2%,前眼部23.5%,ぶどう膜1.5%,水晶体25.6%,網膜硝子体18.0%,緑内障3,8%,斜視1.1%,眼腫瘍0.4%,屈折異常9.5%であった。白内障が最も多く,網膜硝子体関連では糖尿病網膜症が最も多かった。水晶体疾患,緑内障,腫瘍は県南地区に有意に多く,外眼部と前眼部疾患は県北地区に有意に多かった。網膜静脈分枝閉塞症は県南地区に多かった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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