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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻5号

2000年05月発行

文献概要

今月の表紙

PTK後のAvellino角膜ジストロフィ

著者: 山村麻里子1 大野重昭2

所属機関: 1京都府立医科大学眼科 2横浜市立大学眼科

ページ範囲:P.761 - P.761

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 初診時4歳という若年期発症の症例で,両眼視力は0.15(矯正不能)であった。ケラトエピセリン関連角膜変性症であるAvellino角膜ジストロフィのホモ接合体症例と思われる。1994年に治療的レーザー角膜切除術(PTK)を両眼に施し,術後矯正視力は右0.7,左0.6と改善した。その後徐々に再発をきたし,術後5年の1999年には左眼の矯正視力は0.04まで低下した。再び左眼にPTKを施したところ,術後には視力は矯正で0.9に改善した。
 撮影のカメラはコーワSC−1200PHOTO SLIT LAMP,フィルムはフジカラー400PROVIA,倍率は16倍で,拡散フィルターを使用した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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