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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻5号

2000年05月発行

特集 第53回日本臨床眼科学会講演集(3)

原著

加齢黄斑変性で自然寛解したプラーク病変

著者: 萩村徳一1 飯田知弘1 堀内康史1 岸章治1

所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.879 - P.882

文献概要

(P−2-101) 加齢黄斑変性が右眼にある71歳男性を約8年間追跡した。初診から4年後に,インドシアニングリーン蛍光造影の後期像での過蛍光斑plaqueが出現した。その境界は不明瞭で,1乳頭径大であった。このplaqueは以後,緩慢に縮小し,眼底の滲出性変化も消失した。境界が不鮮明なpoorly definedpiaqueは新生血管そのものではなく,新生血管発生の場にすぎない所見である可能性がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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