文献詳細
特集 第53回日本臨床眼科学会講演集(3)
原著
文献概要
(P−2-101) 加齢黄斑変性が右眼にある71歳男性を約8年間追跡した。初診から4年後に,インドシアニングリーン蛍光造影の後期像での過蛍光斑plaqueが出現した。その境界は不明瞭で,1乳頭径大であった。このplaqueは以後,緩慢に縮小し,眼底の滲出性変化も消失した。境界が不鮮明なpoorly definedpiaqueは新生血管そのものではなく,新生血管発生の場にすぎない所見である可能性がある。
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