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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科54巻5号

2000年05月発行

文献概要

特集 第53回日本臨床眼科学会講演集(3) 原著

東京医科大学病院眼科における視神経疾患の統計的観察

著者: 小林昭子1 小森敦子1 田中孝男1 原澤佳代子1 臼井正彦1

所属機関: 1東京医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.901 - P.904

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(P−1-92) 1998年までの5年間に,視野異常のある内因性視神経疾患83例を遡及的に検索した。内訳は,脱髄性疾患43例(52%),循環障害性20例(24%),薬物中毒14例(17%),遺伝性2例(2%),原因不明4例(5%)であった。特発性視神経炎が最も多かった。エタンブトールを内服中の結核患者29例中11例(38%)に視野障害があり,中毒性視神経症と診断した。特発性視神経炎では,両眼性が片眼性よりも視力転帰が不良であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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