臨床眼科54巻7号

2000年07月発行

座談会

緑内障の薬物療法—新しい点眼薬の使い方

著者： 根木昭¹ 吉川啓司² 桑山泰明³

所属機関： ¹神戸大学医学部眼科学教室 ²吉川眼科クリニック ³大阪厚生年金病院眼科

ページ範囲：P.1 - P.13

文献概要

　1999年の後半に緑内障および高眼圧症治療のための点眼薬が多数発売され，薬物療法における薬剤の選択肢が大きく広がった。しかしその一方で，臨床現場において薬剤の選択や併用に混乱が生じていることも事実である。そこで本誌では，緑内障臨床の第一人者にお集まりいただき，「緑内障の薬物療法—新しい点眼薬の使い方—」というテーマでお話し合いいただいた。