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文献概要
患者は9歳の男子で,右眼の視力低下を主訴に来院した。
1か月前から右眼の視力低下,赤視症を自覚した。夜盲の自覚はない。親戚に全盲の人がいるという。初診時視力は右0.04(0.05),左0.05(1.2)で,訴えはないものの,電気生理学的検査ではERG,EOGともに網膜色素変性の所見を示した。OCTにより,視力低下の原因は黄斑部の軽度漿液性剥離によるものであることがわかった。
1か月前から右眼の視力低下,赤視症を自覚した。夜盲の自覚はない。親戚に全盲の人がいるという。初診時視力は右0.04(0.05),左0.05(1.2)で,訴えはないものの,電気生理学的検査ではERG,EOGともに網膜色素変性の所見を示した。OCTにより,視力低下の原因は黄斑部の軽度漿液性剥離によるものであることがわかった。
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