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臨床報告
石原式と韓式色覚検査表における混同色
著者: 韓天錫1
所属機関: 1韓眼科医院
ページ範囲:P.1567 - P.1570
文献購入ページに移動 石原式色盲検査表と韓式色覚検査表において,第1,第2色覚異常検出ならびに分類程度区分用混同色が異なっている。それは石原氏が1916年,色覚異常者を相手に実験により,筆者は1975年,Judd氏色覚異常者混同色理論に従い,CIE色度図を用い色覚検査表を考案したためである。
筆者はミノルタ分光測色計を用い,混同色を測定して.得られたデータをCIE色度図上にプロットし,その正確度につき検討した。韓式表の検出用混同色は5GY (緑)と10YR (褐色),分類程度用混同色は10RP (紫赤)と2.5BG (青緑)で測定した結果,ほとんど一致しているが,石原表は検出と分類用混同色がともにCIE色度図の上で混同色線に対し,誤差が多く認められた。
筆者はミノルタ分光測色計を用い,混同色を測定して.得られたデータをCIE色度図上にプロットし,その正確度につき検討した。韓式表の検出用混同色は5GY (緑)と10YR (褐色),分類程度用混同色は10RP (紫赤)と2.5BG (青緑)で測定した結果,ほとんど一致しているが,石原表は検出と分類用混同色がともにCIE色度図の上で混同色線に対し,誤差が多く認められた。
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