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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科55巻1号

2001年01月発行

文献概要

特集 眼外傷の救急治療

眼外傷の種類と診断・治療の進め方

著者: 河井克仁1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター眼科

ページ範囲:P.10 - P.15

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はじめに
 眼外傷は,原因物質や受傷機転が複雑なことから,その眼傷害も眼瞼,眼球や眼窩に及ぶ損傷であったりする。このような眼傷害の多様性は,救急時の眼外傷に対するものの見方,考え方を困難にし,初診医はその対応に苦慮することも多い。しかし,眼外傷では初診医の最初の診断と処置の内容いかんが,その予後に大きく関わってくる。初診に当たっては,問診や眼科一般検査によって眼傷害の程度を正確に把握する必要がある1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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