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特集 眼外傷の救急治療
眼瞼外傷の救急治療
著者: 田邊吉彦1
所属機関: 1タナベ眼科
ページ範囲:P.17 - P.23
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眼瞼外傷には原因別に打撲や裂創などの機械的外傷,薬品などによる化学的熱傷,火・熱による熱傷や放射線傷害による物理的外傷がある。アナムネーゼさえ得られれば,診断自体はさして困難ではない。
眼瞼外傷のなかで圧倒的に多いのは裂創である。症状からみると兎眼症,外反症,内反症,眼瞼下垂などがある。また,内眥部の裂創ではしばしば涙小管断裂を伴うが,受傷初期は眼瞼の浮腫が強いため,うっかり見過ごすことがあるので注意が必要である。
眼瞼外傷には原因別に打撲や裂創などの機械的外傷,薬品などによる化学的熱傷,火・熱による熱傷や放射線傷害による物理的外傷がある。アナムネーゼさえ得られれば,診断自体はさして困難ではない。
眼瞼外傷のなかで圧倒的に多いのは裂創である。症状からみると兎眼症,外反症,内反症,眼瞼下垂などがある。また,内眥部の裂創ではしばしば涙小管断裂を伴うが,受傷初期は眼瞼の浮腫が強いため,うっかり見過ごすことがあるので注意が必要である。
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