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文献概要
特集 眼外傷の救急治療
角・結膜外傷の救急治療
著者: 崎元暢1 澤充1
所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.26 - P.30
文献購入ページに移動はじめに
角・結膜は眼球の最表面に位置し,眼外傷に遭遇しやすい位置にある。そのため救急外来で角・結膜外傷の患者を診察する頻度は高い。1999年1月から12月までの1年間に日本大学医学部附属板橋病院の眼科救急外来を外傷を契機に受診した患者のうち,角・結膜障害が認められた患者は約6割を占めた。その原因別分類と実際例は表1のようになる。
本稿では角・結膜外傷の救急における診断と治療のポイントについて,この分類に沿って述べていきたい。
角・結膜は眼球の最表面に位置し,眼外傷に遭遇しやすい位置にある。そのため救急外来で角・結膜外傷の患者を診察する頻度は高い。1999年1月から12月までの1年間に日本大学医学部附属板橋病院の眼科救急外来を外傷を契機に受診した患者のうち,角・結膜障害が認められた患者は約6割を占めた。その原因別分類と実際例は表1のようになる。
本稿では角・結膜外傷の救急における診断と治療のポイントについて,この分類に沿って述べていきたい。
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